野球のルールは動画を見て把握しよう!

ルール / 用語

野球のルールは言葉で理解するより実際のプレー動画を見た方がわかりやすいです。
例えば4-6-3のダブルプレーといっても、野球をしている人以外はなんのことかよくわかりません。

実際にプレー動画を見て、「内野手がゴロをさばいて、2塁に投げて、その後1塁に転送してアウトになるんだな」などと理解できます。

ここでは実際に動画を見た方がわかりやすいルールについて解説します。

ダブルプレーとは

野球の守備側の醍醐味ともいえるダブルプレー。
一度のプレーで2つのアウトが取れるプレーのことをダブルプレーと呼びます。

ここではメジャーリーグのダブルプレー動画を紹介。
華麗な守備は必見です!

二遊間(セカンドとショート)が関わるダブルプレーは非常に多いので、これを見て勉強しておくと良いでしょう。

送りバントはこちらの記事で詳しく紹介しています

フォースアウトとは

フォースアウトはランナー1塁、ランナー1、2塁、満塁の場面で見られるプレーです。
この3つの状況はゴロの瞬間に、すべてのランナーが進塁を目指さなければいけません。

守備側にとっては少しでもホームから近いランナーをアウトにしたいと思っています。

例えば、ランナー1塁の場面。
内野ゴロが発生した瞬間、内野手の第一選択は2塁でアウト。

まずはゴロをさばいて2塁に送球します。
そしてそこでアウトが成立し、その後にバッターランナーもアウトにできなかった場合をフォースアウトと呼びます。

例えば、2塁に投げてアウトにし、1塁に投げてバッターランナーもアウトにすれば、フォースアウトではなくダブルプレーと呼びます。

実際のプレー動画を見てみましょう。

これは侍ジャパンの山田選手が1塁ランナーにいて、バッターの筒香選手が内野ゴロを打ったシーン。

1塁ランナーの山田選手がアウトになってしまいましたが、バッターランナーの筒香選手はセーフになっています。
この場合、アウトは一つだけなのでフォースアウトと呼びます。

送りバントとは

送りバントはランナーを進塁させるためにバットを振らずに、バットを静止した状態で構えます。
そしてバットにボールを当てて、打球を殺して進塁を援助するプレーです。

実際の動画を見てみましょう。
こちらは送りバントの名手として知られる川相選手のバント。

世界記録となる512犠打を記録した時の映像です。
打球を殺したことによって進塁をうまく助けていますね。

なかなかバント職人のような選手は近年出てきていませんが、これも野球の醍醐味の一つです。

送りバントはこちらの記事で詳しく紹介しています

スクイズとは

スクイズは3塁ランナーが投球モーションに入ったと同時にスタートを切って、その間にバッターがバントして、ホームに向かい入れる作戦です。

スクイズはバッターが空振りしたり、バッテリーに外されてしまう可能性もあり、リスクもあります。
あまり打撃に自信がない選手、無警戒のケースなどで実行するケースが多いです。

実際の動画を見てみましょう。

ご覧のように正直ちょっと脇役のような選手がスクイズをすることが多いですね。
3番、4番の中軸の選手がスクイズをやることは稀です。

スクイズはこちらの記事で詳しく紹介しています

犠牲フライとは

犠牲フライは外野フライが上がったとき、外野手がキャッチしたと同時に3塁ランナーがスタートしてホームインすることを指します。

ルール上は内野手でももちろんタッチアップはできますが、距離を考えると現実的ではありません。

外野手の定位置、あるいは定位置より後ろに打球が上がった時にタッチアップの成功率が上がります。

実際の犠牲フライの動画を見てみましょう。

ご覧のようにクロスプレーになるとかなりエキサイティングなシーンになりますね。
犠牲フライは打球の距離も関係してきますが、外野手の肩や、3塁ランナーの走力なども重要です。

犠牲フライはノーアウト、または1アウトのケースのみ行われるプレーです。
ツーアウトからは外野フライを取った時にスリーアウトが成立するため、犠牲フライはありません。

エンタイトルツーベースとは

エンタイトルツーベースはワンバウンドで外野のフェンススタンドに入った時などに適用される規則です。

正しくは安全進塁権と言われ、ボールデッドになった時に本来なら二塁ベースまで行けただろうということで、エンタイトルツーベースと呼びます。

実際のプレー動画を見てみましょう。

この動画は非常に分かりやすいエンタイトルツーベースの例ですね。
ワンバウンドした打球がそのまま外野フェンスをこえ、お客さんのところまで到達しています。

このようにプレーが継続できない場合に、エンタイトルプレーが適用されます。

外野フェンスに打球が入った時だけでなく、フェンスにボールが挟まってボールが取り出せないなどのケースでもエンタイトルツーベースとなります。

まとめ

以上、分かりやすい野球のルールに関するプレー動画を紹介しました。
もし分からないプレーがあれば、言葉で検索すると何かしら関連動画がヒットするはずです。
動画を見ながら野球のルールを学んでいきましょう。

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