ピッチャーの魅力は何と言ってもスピードボール。
速い球を投げられる投手はいつの時代も注目されますね。
ここではピッチャーの最速記録をご紹介!
甲子園、プロ野球、メジャーリーグではどのような最速記録があるのか見ていきましょう!
人類最速の投手とは?
スピードガンが導入されて以降、人類で最も速い球を投げたとされているのがメジャーリーグで活躍しているチャップマン。
公式記録では169キロが記されています。
しかし、別の試合では171キロを投げたという逸話も。
この試合ではテレビ中継がされていて、169キロと表示されていました。
しかし、球場のスピードガンでは171キロを記録していたので、あながち信憑性がゼロの話ではありませんね。
160キロ後半をガンガン投げる投手なので170キロを超えていても不思議ではありません。
今だにこの記録は破られていません。
日本人で最速投手は?
日本人の最速投手は現時点で大谷翔平投手の165キロです。
これは記録は日本ハムファイターズに所属していた時に記録したスピードです。
メジャーリーグに行ってからも160キロ以上を計測したことはありますが、165キロはまだ計測していません。
大谷投手はまだ年齢的にも27歳ということで、今後の記録更新も期待したいところです。
なお他の日本人同士でも160キロ以上を計測した投手が複数います。
162キロの藤浪投手、161キロの由規投手、千賀投手、国吉投手、160キロを記録した平良投手、杉山投手です。
特に平良投手、杉山投手はまだ年齢的にも若いので、今後記録を更新する可能性を十分に秘めています。
日本のプロ野球最速投手は?
つい最近までは大谷翔平投手が日本ハム時代に記録した165キロが最速でした。
しかし、2021年シーズンに巨人のビエイラ投手が166キロを計測して記録を上回りました。
日本のプロ野球最速記録は上位を見ると外国人投手が大半です。
アメリカでも160キロ以上投げる投手はたくさんいますし、やはりパワーや身体能力といった側面で海外選手の方がスピードを出すという部分では秀でているのかもしれませんね。
ただそれでも最近は日本人投手で160キロを投げる投手も出てきていますし、高校生でも150キロ以上を投げる投手が増えてきています。
今後さらに全体的なスピードアップが期待できます。
高校野球の最速は?
高校野球で歴代最速を叩き出しているのは大船渡高校時代の佐々木投手で163キロです。
佐々木投手は甲子園に出場できませんでしたが、岩手県予選で163キロを計測しました。
これが現在も高校生での史上高速となっています。
尚、甲子園に限定すると、最速は日南学園時代の寺原投手の158キロと言われています。
ただ、これは球場のスピードガン表示ではなく、スカウトのスピードガンです。
ちなみに球場のスピードガンでは154キロを計測していました。
球場のスピードガン表示で最速は、仙台育英高校時代の佐藤由規投手、済美高校時代の安楽投手の155キロです。
ただ、県予選では160キロを超える投手が2人(大谷投手と佐々木投手)いますから、今後、甲子園でも160キロを計測する投手が出てくるかもしれませんね。
最近は150キロ以上を投げる投手が増えてきて、ウエイトトレーニングや投球フォームの合理性が更に高まったといえます。
20年前に比べて平均スピードも10キロ以上アップしている状況です。
まとめ
以上、それぞれのカテゴリーの最速投手についてご紹介しました。
高校生なら150キロ、プロ野球なら160キロというのが速い投手の目安になっているといえるでしょう。
ただ、スピードだけではなかなか打ち取れなくなってきていますので、スピードにプラス、変化球やコントロールがあってこそ一流の投手と言えるでしょう。