少年野球でピッチャーをやっているお子さんをお持ちの親御さんは、何かと心配したり、サポートしてあげたくなりますね。
そういった協力はもちろん大切ですが、本人がプレッシャーを感じたり、強制されているような感覚になってしまうのは逆効果です。
ここではピッチャーをしている子供の親のサポート方法を紹介します!
練習は強制ではなくパートナーとしてサポートしよう!
- 息子がすばらしいピッチャーになってほしい!
- 球の速いピッチャーになってほしい!
- 有名なピッチャーになってほしい!
少年野球で自分の子供がピッチャーをやっていると、ついつい期待してしまいますね。
ただ、変にプレッシャーを与えることは本人にとっても心地よいと感じませんし、だんだんと野球が嫌いになってしまうかもしれません。
それより本人が興味を示したり、前向きに取り組めるような情報提供をして、練習するのがおすすめ。
特に最近おすすめの練習方法はYouTube動画を見ながらの練習。
最近はピッチャーのための理想的な投球フォームや練習方法などが数々アップされています。
そういった動画をお子さんと一緒にチェックして、正しい投げ方を身につけてみてはいかがでしょうか。
小さいうちから正しい投球フォームを身につけておけばコントロールが良くなり、速い球を投げられる近道になります。
また、怪我の防止にもつながるので非常にお勧めの練習方法です。
最初は興味本位から始めて構いません。
例えばプロ野球選手の投球フォームをチェックすることもお勧め。
憧れの投手の真似をして、どんなピッチングフォームになっているのか分析してみましょう。
例えば、メジャーで活躍している前田健太投手。
わかりやすく投球フォームを説明しています。
こういった動画を見て参考にするのもお勧めです。
食事のサポートをしよう!
親ができるサポートとして食事が挙げられます。
特にピッチャーとして、頑張っているお子さんをお持ちなら、立派な体格になってもらうための食生活が必要です。
ただ小学生ということを想定したら、変にサプリメントなどを摂取しての食事ケアは不要です。
栄養バランスを考えて、たくさん摂取してもらった方が理想的な成長につながります。
そして試合当日はできるだけ脂分が少なく、運動エネルギーに役立つ糖質を摂取するのがおすすめ。
具体的にはご飯やパン、麺類などです。
例えば1日50球以上投げる場合、それだけの体力を貯蓄しておく必要があります。
糖質は運動エネルギーとなるグリコーゲンを通常より多く体内に貯蓄できるため、必要な食事といわれています。
ちなみに糖質だけを摂取する方法は「グリコーゲン・ローディング」と呼ばれています。
プロ野球選手などでも行っている食事法です。
よく食べ過ぎは動けなくなると言いますが、ご飯やパンなどの糖質だけはしっかり摂取して、試合に臨みましょう。
メンタル的なサポートもしよう!
少年野球でピッチャーをやっていて、必ずしも毎回いいピッチングができるとは限りません。
- 四球を連発して大量失点に繋がってしまった
- 打ち込まれ、逆転負けを食らった
- 自分の暴投がきっかけに負けてしまった
たくさん試合を経験すれば、いろいろなことがあるはずです。
こういったときにも、すぐに気持ちを切り替えられるような助言が必要です。
「ピッチャーをやっていれば、嫌でもこういった試合はあるからいちいち気にするな」
「打ちこまれて悔しかったらもっと練習するしかない。落ち込んでてもしょうがない」
その子の性格に合わせて最適なアドバイスをしていきましょう。
また自分ではなく、味方のエラーなどがきっかけで逆転されてしまって、マウンド上でイライラしている時があったら、アドバイスしたほうが良いでしょう。
「自分よがりな考え方だと成長しない」
「味方がエラーしても、それを取り返すようにピッチングするのが一流投手」
マウンド上で常に平常心を保てるようなアドバイスをしていきましょう。
まとめ
以上、少年野球でピッチャーをしている子供の親のサポート方法を紹介しました。
まずはピッチングフォームを一緒に分析して、理想的なピッチングフォームを早い段階で完成させましょう。
最近はスマホの動画で簡単に撮影もできますから、そういったもので分析しても良いですね。