野球はアップする時、試合や練習をする時でシューズを履き替えるのが一般的です。
小学生の野球だとあまり履き替えないことが多いですが、中学、高校、大学と年代が上がるにつれてアップシューズと野球のスパイクを使い分けるケースが多くなっています。
野球のトレーニングシューズはどういった特徴があるのかまとめてみました。
野球のトレーニングシューズはどんなときに使う?
野球のトレーニングシューズはアップシューズとも呼ばれます。
最初に体をほぐす場面で使用されます。
体操したり、軽くジョギングしたり、ダッシュを繰り返したりなどアップ段階で使うのがこちらのシューズです。
トレーニングシューズは非常に軽量で、足に負担のかからないタイプです。
特に走るのに向いているシューズで、まだボールを使ったトレーニングをしない段階ではこちらを使うと良いでしょう。
アップ段階で球場の外野などを使えるケースもありますが、それ以外のコンクリート部分を走ったりするケースもあるかもしれません。
そういったところではトレーニングシューズを使った方が良いでしょう。
トレーニングシューズは裏がゴム製タイプのものが多く、ボツボツと突起があり、グリット力もあるので、しっかりと走ることができます。
フラットなタイプのトレーニングシューズもありますが、例えば雨の翌日の外野の芝生は、滑るケースもありますので、グリッド力のあるトレーニングシューズをお勧めします。
トレーニングシューズは少年野球用で3000円から4000円程度、大人用で5000円から6000円程度で販売されています。
野球チームに所属して継続的に野球をやるとお考えの方は購入しておいた方が良いアイテムです。
トレーニングシューズとスパイクの違いについて
トレーニングシューズとスパイクの最大の違いは靴底です。
トレーニングシューズはゴム製ラバーが多くなっていて、ポイント(凹凸)がついています。
それに対し、スパイクは金属製の歯(スタッド)が付いています。
ポイントタイプよりスタッドタイプの方がしっかりと地面を支える力(グリップ力)が高いです。
野球の場面で想定すると、しっかりと踏ん張ってスローイングしたり、キャッチしたり、バッティングをしたりなど、大地を踏みしめる場面が野球では多いです。
そのため、野球をする時はスパイクを履いた方が力を伝えやすいので効果的です。
基本的にはスタットがついたスパイクを使用して試合に出場する選手が多いですが、中にはポイントタイプのスパイクを履いて試合に出る選手もいます。
広島の菊池選手などは金属製スタッドのスパイクは履いていませんね。
それぞれ規約に則ったスパイクであればどちらを選ぶことも可能になっています。
トレーニングシューズは白か黒を選ぼう!
「走りやすさを重視するならスニーカーや運動靴ではダメなの?」と疑問に感じる方もいらっしゃいます。
例えば、草野球や近所の野球チームで気軽に野球を楽しむという程度なら、どんな靴でも良いでしょう。
ただ、しっかりと野球チームに所属して中学、高校などで大会にも出る予定ということでしたらトレーニングシューズは白か黒を選びましょう。
例えば、高校野球の使用制限に「トレーニングシューズは白または黒にする」と記載されています。
スポーツ用品店などでもほとんどが白か黒なのでそこまで気にする必要はありませんが、時折、違う色も販売されていますので注意しましょう。
なお高校野球のトレーニングシューズは氏名や番号を入れる場合は甲部分(ベロ革部分)1ヶ所のみとすると記載されています。
あまり刺繍したり、派手なデザインを選ぶのは避けましょう。
まとめ
以上、野球のトレーニングシューズについて紹介しました。
野球チームに所属する場合はトレーニングシューズ(アップシューズ)とスパイクをそれぞれ一足ずつ所有するのが一般的です。
足への負担を考え、うまく使い分けていきましょう。
おすすめ・人気のトレーニングシューズについては以下で紹介しています。