コロナ禍の影響もあり、家で野球のトレーニングをする選手も増えています。
それにプラスして、最近はYouTubeなどの動画も充実していますので、個人練習を実践したいとお考えの方にも良い環境が揃っています。
そこで家でできる野球のトレーニングをご紹介しましょう!
ピッチャーにおすすめのトレーニング
まず最初にご紹介するのが、チューブを使ったトレーニング。
肩周りや腕などの筋力アップ効果も期待でき、それが球速アップにつながります。
具体的な動画もあるので、併せてご紹介しましょう。
棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋という肩周りの筋力を鍛えるトレーニングです。
インナーマッスルを鍛えていくことで力をうまくボールに伝えることができます。
腕の付け根の筋肉を肩甲骨の上に引き寄せた状態を作ることができ、パワーロスが減ります。
その結果、腕の振りがスムーズになり、スピードアップに繋がるというわけです。
また、インナーマッスルを鍛えると外旋する動きと内旋する動きに強くなるため、怪我の予防にもつながります。
最初は少ない負荷から始めて、回数も少なめで実践するのが良いでしょう。
そして慣れてきたら時間や回数を増やして強度を高めていく方法がお勧めです。
ピッチャーのトレーニングについては以下の記事でも紹介しています。
下半身強化におすすめのトレーニング
次はお家で下半身を強化するのにおすすめのトレーニングを紹介します。
今回ピックアップした動画はマエケンチャンネル。
メジャーリーガーの前田投手が紹介しているトレーニング。
プロも実践しているおすすめのトレーニングです。
ご覧いただくとわかりますが、プロの基礎体力がある方しかできないトレーニングというわけではないですね。
例えば、ランジというトレーニングは脚を前方に出し、再び下げる運動。
ストレッチのようなトレーニングなので実践しやすいですね。
他には椅子を使ったトレーニング、ソファーを使ったトレーニングなどを紹介しています。
回数は個人の現在の運動能力を考慮して増減させるのが良いでしょう。
そして慣れてきた方は両手に重りやダンベルなどを持ってトレーニングするのもお勧めです。
前田投手は両手に20キロずつ持ってトレーニングするんだとか!
さすがにそこまでは厳しいですが、負荷のかけ方を自分自身で変えられるのも良いですね。
気軽に始められるトレーニングです。
自宅にいながらバッティング練習!
自宅だと練習が難しいと思われがちなバッテング練習。
確かに青空のもと、フリーバッティングをやった方が気持ちいいですが、自宅でもバッティング練習を行うことは可能です。
自宅で力をつけて、いざ屋外でバッティングをした時に自分の打球の速さや飛距離が伸びていたら、とても嬉しいですね。
その時のために家で鍛えるのもお勧めです。
今回紹介するのはコチラの動画。
最初はペットボトルを使った打撃練習。
足のバランスを整えたり、重心の位置を把握するのにおすすめのトレーニングです。
片足で立つ練習にもなるので重心がぶれたり、目線の位置がぶれていないかを確認するのにも役立ちます。
他にはバットを肩に乗せたまま腰の回転を生み出し、その後スイングするという独自のバッティング練習を紹介しています。
肩の開きがないか、スイングの軌道が体から離れていないかなどを把握するのに役立つトレーニングです。
バッティングフォームのスイングを固めるのにとても参考になる動画です。
まとめ
以上、自宅でもできる野球のトレーニングについてご紹介しました。
インナーマッスルの強化、下半身強化、フォームの見直しなどを行って、屋外に出て練習した時にその成果を実感したいですね。
室内だと、どちらかというとこじんまりとした練習になってしまうイメージがありますが、力を大きく飛躍させるのに役立つ練習も多いです。
ぜひ実践してみてください。