野球観戦でカメラを持参することは認められています。
もちろんカメラ機能が付いているスマホもOKです。
ただし、使用時の注意点などもいくつかあるのでご紹介しましょう。
持ち込み不可能なカメラについて
基本的に持ち込み不可能なカメラはありません。
デジタルカメラ、一眼レフなど自分のカメラを持参して、球場内に入ることは認められています。
日本の球場では特に明記されていませんが、メジャーリーグの球場だと15cmを超えるレンズの持ち込みは禁止されています。
そういった意味ではあまり大きすぎるカメラだと日本でも注意される可能性があります。
ただし、東京ドームではそういった大型のカメラが持ち込み出来たと言った口コミもあり、そのあたりは球場によって判断が分かれるようです。
基本的に皆さんが普段使うような手持ちカメラでしたら問題ないと考えて良いでしょう。
フラッシュ撮影はNG!
カメラの使用で禁止されているのはフラッシュを使用した撮影。
特に試合中はそのフラッシュが選手の目に入ってプレーに影響が出てしまうことも懸念されます。
一昔前はマリナーズに所属していたイチロー選手が日本で凱旋試合をしていた時に、1球ごとに非常に多くのフラッシュがたかれたということも話題になりました。
ただ、そういったことは本来禁止ですのでフラッシュの使用は控えましょう。
なお、フラッシュ無しの通常の撮影でしたら試合中でも認められています。
スマホで選手は綺麗に撮影できる?
最近はスマホでもきれいな写真が撮れる機種が増えていますね。
特別カメラを持参しなくても、スマホで球場内や選手を撮影したいとお考えの方もいるかと思います。
しかしスマホは近距離を撮影することを意識した機能になっていますので、遠方の選手を撮るのは難しいです。
ズーム機能もあるのですが、画質が粗くなってしまいます。
例えば、三塁側の最前席からマウンドのピッチャーを撮ろうと思っても、30mぐらいは離れているはずです。
ファウルグランドの広さによってはもっと離れてしまう可能性もあります。
そういった距離での撮影には不向きなカメラと理解しておきましょう。
例えば、試合前のストレッチをベンチ前で行っていたり、素振を行っているシーンでしたら、スマホでも鮮明な写真を撮れる可能性があります。
ちなみに試合開始前なら自分の座席とは別に、最前列まで行って練習を見学することができます。
そこが一番のシャッターチャンスといえるでしょう。
試合が始まると、前まで行って撮影することは禁止されていますので注意してください。
選手を鮮明に撮りたいならこんなカメラ!
「せっかく球場に行くなら、くっきりとした写真を撮影したい!」
こういったことでしたら超望遠デジカメを持参するのがおすすめです。
そして、選手は常に止まっているわけではないのでブレ防止機能が付いていると、なお良しです。
あとは日中の試合なのか、ナイターの試合なのかもポイント。
ナイターでも照明があるので明るさは確保されていますが、やはり日中とは明るさに違いがありますので、フラッシュがなくても明かるさを取り込めるカメラがお勧めです。
特におすすめなのはISO感度の数値が高いカメラ。
これだと暗いシーンを撮影できるので、ナイターでも鮮明な撮影が可能になります。
そしてもう一つポイントになってくるのが集点距離を調整できるカメラです。
実際にどのような座席に座るのか人によって違います。
例えば三塁側最前席でグランドに近い席なのか、あるいは外野席や内野上部席なのかなど。
集点距離をしっかり調整できれば、ボケない綺麗な写真を撮影することができます。
もしカメラについてわからないことがあれば家電量販店などに行って店員さんに聞くのが良いです。
「遠くの人物を撮影するのに適したカメラは?」、「スポーツ観戦に適したカメラは?」などの聞き方が良いかと思います。
まとめ
以上、野球観戦のカメラのルールなどについてご紹介しました。
実際球場に行ってみるとわかりますが、スマホやカメラで撮影しているファンがとても多いです。
特に練習中は自由気ままに撮影できます。
カメラで撮影したい場合は、試合開始時間に合わせるのではなく、開場時間に行くのがお勧めです。