野球のルールに関するクイズで難問に分類される問題を出題します。
めったにないシーン、誤解されているシーンなどを紹介。
野球好き、野球経験者でも意外と知らないようなこともありますので、是非トライしてみてください。
さまざまなクイズを全部で11問出題します。
全問正解したら野球マニア確定!
正解は全て下部に記載しています。
問題
第1問
投手の投球が打者の背中付近へ。
打者は避けようとしたつもりが、結果的にボールの方向へ避けてしまい、身体に直撃。
この場合、デッドボールは宣告される?
第2問
1死、ランナー1、2塁で送りバントが大きなフライに。
このときインフィールドフライは宣告される?
第3問
打者が大きなファウルフライを打ち上げ、打球はネクストバッターサークル付近へ。
その時、捕手と次打者が接触し、捕球できず。
このとき打者はアウト?
第4問
1アウト1塁で、ランナーが完全に投球モーションを盗んで盗塁を敢行。
そして捕手が2塁に投げようとした瞬間、捕手の腕が審判の身体に軽くぶつかった。
その場合、盗塁は有効?無効?
第5問
ボールボーイが打球を避けようとしたら、椅子に直撃し、打球が点々。
その場合はボールデッドとなる?
第6問
守備妨害の対象は相手チーム以外に観客も対象になる?
第7問
1アウト1塁で、打者が三振したタイミングで1塁ランナーが盗塁を敢行。
しかし打者の振り上げたバットに捕手の送球が当たってしまった。
この場合、アウトカウントはいくつ増える?
第8問
1アウト1、3塁の場面で打者のスイングが捕手のミットに接触。
打球はセカンドゴロとなり、セカンドは処理して1塁へ。
打者走者はアウトとなり、1塁走者は2塁へ。
3塁走者はホームへ。
この場合、打撃妨害で1アウト満塁からの再開となる?
第9問
1アウト1塁で、打者がホームラン!
打者は興奮のあまり、1塁ランナーを追い越してしまった。
この場合、1塁ランナーがアウトになる?打者がアウトになる?
第10問
1アウト1、2塁で、投手が2塁に牽制球を送るが悪送球に。
その間にそれぞれ2塁ランナーが3塁へ、1塁ランナーが2塁へ向かう。
さらにセンターが3塁手へ送球するもこれも暴投して3塁側カメラ席に。
2塁ランナーはまだ3塁に到達していない状況。
この場合は、どこまで進塁が許される?
第11問
1塁後方へのフライが上がり、1塁手が捕球体制へ。
しかしファールゾーンでグラブを差し出したもののボールをはじいてしまい、落下したボールはフェアゾーンへ。
この場合のファール?フェア?
正解
第1問
宣告されない。
故意でなくても、ボールに当たりに行ってしまったら1ボールとして試合続行。
もしストライクゾーンを通過していたら、身体に当たってもストライクです。
第2問
宣告されない。
バントは打球の大小に関わらず、インフィールドフライは申告されません。
そのため、あえて打球を落としてダブルプレーを狙う選手もいます。
第3問
アウト。
守備妨害が宣告されます。
尚、打撃記録は記録員の判断によりますが、捕邪飛となるケースが多いです。
第4問
無効。
球審が捕手の送球を妨害した場合は元に状況(この場合、ランナー1塁)に戻されます。
第5問
ボールデッドにならない。
避けようとしたが避け切れなかった場合(故意でなかったケース)はボールインプレイでそのまま試合が続行します。
第6問
観客も対象になる。
例えば、グラウンドに乱入して守備の邪魔をした、打球に対しグラウンドに身をせり出して、捕球しようとして選手の邪魔をした場合など。
第7問
2つ増える。
1つはバッター三振、2つ目は打者の守備妨害。
そのため一気に3アウトとなり、チェンジとなります。
第8問
攻撃側は結果によって好きなほうを選べる。
打撃妨害で1アウト満塁からの再開、2アウト2塁からの再開のいずれかを選択できる。
第9問
打者がアウトになる。
ただし、ホームランは活かされるため、1塁ランナーはゆっくりとホームへ生還できます。
第10問
2塁ランナーは本塁へ、1塁ランナーは3塁へ。
ボールデッド域に入ってしまうと、テイク2ベース(2つの進塁権)が得られます。
センターが送球した時に2塁ランナーはまだ3塁に到達していないので、テイク2ベースで本塁へ、1塁ランナーもテイク2ベースで3塁まで進塁できます。
第11問
ファール。
ボールが地面に落下した場所で判断するのではなく、野手とボールの接触場所でフェアかファールか判定します。
この場合、ファールゾーンでグラブに触れているのでファールになります。
まとめ
以上、難問とも言える野球のルールに関するクイズを紹介しました。
なかなか野球経験者でも難しかったのではないでしょうか。
基本的なことは分かっていても、めったにないプレーが発生すると、意外と分からないものですね。よく高校野球などでは、こういった盲点をついて得点が発生することがあります。
注目して見ていると奥深いルールが野球にはあります。
こちらで中級編の問題もご紹介しています