昔から、野球雑誌は野球ファンにとってとても面白い存在です。
少しでも野球を知っている、あるいは興味があるというのなら、ぜひとも読んで欲しいところ。
しかし、プロ野球や高校野球が好きだったとしても、「野球雑誌は買っていない」という人は少なくないかと思います。
近年だと、インターネットのニュース速報で済ましてしまうケースも多いかもしれませんね。
本記事では、初心者から筋金入りの野球人、全員におすすめできる野球雑誌を紹介します。
おすすめ野球雑誌①週刊ベースボール
やはり野球雑誌と言えば、週刊ベースボールでしょう。
「週ベ」の愛称で、野球ファンから親しまれています。
現時点でもっとも有名かつ、充実したコンテンツを送り届けてくれる一冊です。
メインテーマはプロ野球ですが、高校野球、メジャーリーグ、社会人野球の情報も充実。
インタビューから試合結果、あるいは注目選手の特集、戦力・戦術分析など、とにかくたっぷりと深掘りしています。
中には、引退後のセキャンドキャリアを追いかけるルポなどもあります。
週刊ということで、目まぐるしく変化する野球界の動きを、しっかりと感じられるのも魅力です。
先週の野球界で起きたトピックは、すべて網羅されていると言っても過言ではありません。
野球を楽しみたい人には、ぜひとも読んでもらいたい雑誌です。
おすすめ野球雑誌②月刊ベースボールマガジン
月刊ベースボールマガジンも、おすすめできる雑誌です。
こちらは、ペナントレースなどをリアルタイムで追いかけるのではなく、毎月ひとつのテーマを徹底的に掘り下げていることに力を入れているのが特徴。
たとえば、2020年9月はロッテ・オリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)の歴史や出来事を徹底して振り返っていました。
野球と選手に関するエピソードや裏話、トリビアが満載です。
おすすめ野球雑誌③ホームラン
数少ない「高校野球専門」の雑誌です。
内容は、
- プロ注目の選手の特集やインタビュー
- 各大会の速報、組み合わせ、結果
- 名将とうたわれる指導者によるコラムやエッセイ
- 各チームの取材ルポや特集
- マニアックな記録やデータ、テーブルスコア
など、高校野球の魅力をとことん掘り下げた、とても濃厚でディープな雑誌です。
この一冊があれば、高校野球の見方は、より深く鋭くなるでしょう。
特定球団の雑誌もおすすめ
応援している球団・選手しか興味がない、という方もいるかと思います。
そんな方には、特定球団が出している雑誌(機関誌)をおすすめします。
特定球団の雑誌では、球団の選手について徹底して深掘りしているのが特徴。
たとえば、
- まだ一軍には出てきていない若手選手の情報
- 二軍の試合結果や成績
- その雑誌だけでチェックできる選手へのインタビュー
などが、コンテンツとして盛り込まれています。
12球団すべてが何かしらの雑誌を出していますが、巨人・阪神・中日の雑誌は特に購読者が多く存在します。
月刊ジャイアンツ
月刊タイガース
月刊ドラゴンズ
野球雑誌は、タブレットでも読める
最近はタブレットでも、野球雑誌が読めるようになりました。
タブレットなら、いちいち書店へ買いに行かなくても楽しむことが可能で、紙媒体と違ってかさばらず、持ち運びも便利です。
継続での購読を選択すれば、自動で配信されるため、買い忘れることも少ないでしょう。
地味に面白いのが、旬な選手に関する昔のバックナンバーを参照にすること。
たとえば、2020年、小川泰弘(東京ヤクルト)がノーヒットノーランを達成しました。
一方で、2019年までの小川泰弘は、しばらく物足りないシーズンを送っていたわけです。
ここでバックナンバーで彼のインタビューを読めば、「どんな気持ちで2020年に懸けていたか」といったことをさかのぼれたりします。
紙媒体だと、いちいち昔のバックナンバーを持ってくるのは大変です。
しかし、タブレットならスワイプとクリックだけであっという間に呼び出せます。
時系列で野球を追いかけられるのも、タブレットで野球雑誌を読むメリットのひとつです。
まとめ
あまり知られていませんが、野球雑誌はとても面白い存在です。
「どれだけマニアックなんだ」と思ってしまうようなコンテンツが詰まっており、読者を飽きさせません。
初心者が読めば、相当な勉強になるでしょう。
一方で、野球を知り尽くした野球人が読んでも満足できるほど、濃厚で意味のあるコンテンツが楽しめます。
野球雑誌を読むなら、だんぜんタブレットがおすすめです。
買い忘れがなく、持ち運びも便利になるし、家でかさばることもありません。
昔のバックナンバーを追いかけるのも、とても簡単です。
ぜひ一度、タブレットで野球雑誌を楽しんでみてください。