【5選】これまでの名ピッチャーの名言を振り返る

歴史

プロ野球で活躍した投手は、投球だけでなくコメントでも注目されたことがあります。
これまでどんな名言、名ゼリフがあったのか振り返ってみましょう。

佐藤義則

現役時代は阪急やオリックスでエースとして活躍し、40歳を超えてもノーヒットノーランを達成するなど現役生活の長かった選手です。

そして現在も投手コーチを務め、チームを優勝に導くなど、コーチとしての手腕も高い評価を得ています。

そんな佐藤義則さんの名言。

「練習は本気、本番は遊び」

この言葉の意味は、練習で自分の能力を最大限引き出すためのトレーニングを行い、いざ本番ではそういった力を発揮するためにリラックスした気持ちで臨むことが大事という意味合いがあります。

緊張していると筋肉が硬直し、普段の力を発揮できないケースが多いです。
練習では本番のつもりでトレーニングを行い、いざ本番では精神的に余裕を持った状態で臨むことこそ、本来の力を発揮できる側面があります。

緊張してしまうタイプの人には非常に心に響く名言ですね。

江夏豊

現役時代、数々の記録そして記憶に残る投球を続けてきた江夏投手。

野球は打者から見ると7割が失敗で、3割が成功のスポーツです。

そう考えると、ピッチャーにとっては抑えて当然という状況で非常に苦しい思いをする場面も多いです。

「ピッチャーは1球で地獄を見る。バッターはひと振りで天国へ上がれる。しかもピッチャーは1球では天国へ上がれない」

1球の重みを知る人ならではの発言ですね。
逆に言うと、ピッチャーは1球満足いく球を投げただけで安心してはいけない、バッターを打ち取るまでが勝負ということを心得ている発言といえるでしょう。

ここぞという場面でバッターに打たれてしまう投手は、こういった気持ちを常に忘れずに投球したいですね。

野茂英雄

寡黙な印象のある野茂投手ですが、メジャーのパイオニアとして活躍していただけあって、非常に強い信念を持っています。

「挑戦すれば成功も失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありません。」

当たり前の言葉ではありますが、メジャーに先駆けて挑戦した野茂投手だととても説得力がありますね。

成功か失敗かを考えるよりも、挑戦することの大事さを伝えている名言といえるでしょう。

特にこういった言葉は若い人に響くのでは。

黒田博樹

40歳になってもメジャーで活躍し、さらには広島に復帰後も素晴らしい成績を収めながら引退した黒田投手。

長年活躍した人ならではの名言がこちら。

「不安だから練習すると思いますし、恐怖心があるからここまでこられたのではないかと思う」

ピッチャーは打たれたら心配、フォアボールを出したら心配と常に恐怖心がつきまとうポジションでもあります。

その恐怖心に打ち勝つためには、不安を取り除く練習が必要と黒田投手は考えていました。
長きに渡って活躍する秘訣は、こういった考えによるものでしょう。

何のために練習するのかモチベーションが不足してしまった時に、思い返したい名言です。

大谷翔平

「自分の体つきが変わればフォームが変わるのも当然のこと」

特に過去に良いピッチングをしていたり、良い成績だった投手が不振に陥っている時に、救いとなる名言ですね。

良かった時の自分を取り戻すことが大事と考えがちですが、今の自分に合った投球フォームや投げ方を追求することが良い結果につながるという考えです。

例えば、体格的にはさほど変わっていなくても、年齢とともに体も変化していますから、その時その時でベストなフォームを追求することが好結果に繋がります。

まとめ

以上、名投手の名言をまとめました。
成功している選手だからこそ、発言に重みもありますし、説得力もありますね。

共感できる考えがあればどんどん採用して、成長につなげていきたいですね。

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