【初心者向け】野球のルールのクイズ10問!

ルール / 用語

野球のルールをもっと知りたい!

そんなあなたのために野球のルールをクイズにしてみました。

「へぇ~」となるようなものから、「どうなるのだろう?」と考えられる問題を全部で10問用意しましたので、全問正解を目指して頑張ってください!

野球のルールのクイズ10問

第1問

先発ピッチャーが1人もランナーを出さずに試合終了まで投げきり、チームは勝利しました。
このことを何という?

①ノーヒット・ノーラン

②完全試合

③完璧試合

<正解>

<解説>

ピッチャーが目指す最高の記録で、長い日本プロ野球の歴史の中でも15回しか達成されていない偉大な記録です。
ちなみに最後の達成者は1994年に当時・巨人に所属していた槙原寛己さんです。

第2問

2ストライクと追い込まれたバッターがピッチャーが投げた次のボールを空振り。
しかし、キャッチャーがボールを後ろに逸らしたことでバッターは1塁へ行く権利を持つことを何という?

①振り逃げ

②押し出し

③スクイズ

<正解>

<解説>

振り逃げはバッターが三振した後に、キャッチャーがノーバウンドで捕球できなかった場合にバッターに1塁へ行く権利が発生します。

記録上は三振ですが、アウトにはなっていないためボールをバッターにタッチするか、一塁へ送球してベースを踏むことで初めてアウトになります。

試合でバッターが三振した後に、キャッチャーがバッターにタッチに行っているのを見たことがありませんか?

あのプレーは振り逃げを防いでいるのです。

第3問

ランナーが1塁にいる場面で、バッターがヒットを打ちました。
しかし、1塁ランナー判断が判断を誤って止まっていると打ったバッターが1塁ランナーを追い越してしまいました。この場合どうなる?

①追い越されたランナーがアウトになる

②1塁ランナーとバッターが両方アウトになる

③追い越したバッターがアウトになる

<正解>

<解説>

珍しいプレーですが、野球では前のランナーを追い越してはいけないというルールがあります。

前のランナーを追い抜くと追い越した選手がアウトになります。

その昔、日本ハムの新庄選手がサヨナラホームランを打ったにも関わらず、前のランナーを追い抜いてしまい記録がヒットに変更されたことがあります…

気になる方はYouTubeなどで検索してみてください。

第4問

「4-6-3のダブルプレー成立!」さて、ボールはどのように渡っていった?

①サード → セカンド → ファースト

②ショート → セカンド → ファースト

③セカンド → ショート → ファースト

<正解>

<解説>

野球の9つのポジションにはそれぞれ数字が振られています。

その中で「4」はセカンド、「6」はショート、「3」はファーストです。つまり、4-6-3はセカンド → ショート → ファーストの順にボールが渡ったことを意味します。

他のポジションの数字は何番なのかもぜひ調べてみてください!

第5問

バッターの打った打球がライトにある真っ直ぐに伸びたファウルポールに当たった。
この場合の判定はどうなる?

①ホームラン

②ファール

③エンタイトルツーベース

<正解>

<解説>

野球場のライトとレフトの両端にはフェアライン沿いにポールが設置されています。

このポールにダイレクトで打球が当たった場合はホームランの判定になります。

第6問

ピッチャーが投げたボールをバッターが空振り。しかし、この時にバッターのバットがキャッチャーミットに当たっていた。この時の判定はどうなる?

①バッターがキャッチャーの捕球を邪魔したのでアウト

②キャッチャーがバッターのバッティングを邪魔したので、バッターは1塁へ出塁

③ファール

<正解>

<解説>

「打撃妨害(インターフェア)」という守備側の違反になります。

問題ではキャッチャーミットにしていますが、キャッチャーの防具などに当たっても「打撃妨害(インターフェア)」になり、バッターは自動的に1塁へ出塁します。

野球中継をよく見ると、キャッチャーはバットに当たらないように離れて座っているのがわかります。

第7問

次の場面の内、内野フライを打ち上げたバッターが自動的にアウトを宣告される「インフィールドフライ」となる場面はどれ?

①ツーアウト満塁

②ノーアウト1塁

③ワンアウト1塁2塁

<正解>

<解説>

「インフィールドフライ」は守備側の有利を防ぐためのルールです。

基本はバッターが打ち上げたフライを掴んで初めてアウトになりますが、上記の場面での内野フライの場合は守備側がわざと打球を落としてバッターだけでなくランナーもアウトにするチャンスが生まれます。

しかし、フライが上がった場合、ランナーは必然的に元いた塁に戻るので、故意に落とされてしまうとアウトになってしまう確率が高くなってしまいます。

そのため、「インフィールドフライ」というルールが適用され、バッターを自動的にアウトにする代わりにランナーの権利を守っています。

インフィールドフライが適用される場面は問題の場面の他にも「ノーアウトもしくは1アウトランナー1・2塁」「ノーアウトもしくは1アウトランナー満塁」です。

第8問

日本プロ野球ではパ・リーグが採用している「DH制」って何のこと?

①指名打者

②指名守備

③指名走者

<正解>

<解説>

試合において守備につかずに打撃専門の選手のことを「DH(designated hitter)」と言います。

ピッチャーの代わりにバッティングを行う選手のことで、日本プロ野球ではパ・リーグが採用しています。

メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手も「DH」で試合に出ることが多いですね。

第9問

2ストライクと追い込まれたバッターが次にピッチャーが投げたボールをバントした。

しかし、バントしたボールはファウルグラウンドへ転がっていった。この時の判定はどうなる?

①バント失敗でバッターアウト

②ファールの判定で試合続行

③バントを失敗したバッターの次の打席はワンストライクを与えられた状態になる

<正解>

<解説>

スリーバント失敗(2ストライク時にバントをして失敗すること)は、バッターが問答無用にアウトになるプレーで記録上は三振になります。

バントを続けることで、ファウルを量産し、試合進行を遅らせる可能性があるので、試合進行を円滑にするためルール化されたと言われています。

第10問

バッターの打った打球が捕球しようとした守備の選手が取る前にランナーに直撃した。この場合の判定はどうなる?

①ランナーは石ころと同じなので当たっても特に何もない

②打球に当たったランナーがアウトになる

③ランナーに打球を当てたバッターがアウトになる

<正解>

<解説>

バッターの打った打球がランナーに当たった場合「守備妨害」により、ランナーはアウトになります。

しかし、前進守備などで打球が内野手を越した後にランナーに当たった場合は審判の判断により「守備妨害」にならないケースもあります。

上記はレアケースのため、バッターの打った打球がランナーに当たった場合は「守備妨害」でアウトと覚えておくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は野球のルールに関するクイズを10問出題しました。全問正解できましたか?

野球のルールを知ると、野球を見るのがもっと楽しくなります!

ぜひ、いろいろなルールを覚えてみてください!

タイトルとURLをコピーしました