野球のピッチャーとキャッチャーに必要な能力と性格について

基本知識

野球のポジションで花形といえばピッチャーとキャッチャー。

ともに野球の中で要となるポジションです。
能力的に優れているのはもちろんのこと、チームの主軸となるポジションなので、チームから信頼される選手が務めるケースが多いです。

ピッチャーとキャッチャー、それぞれどんな選手が向いているのか紹介しましょう!

ピッチャーに向いている選手の能力とは

ピッチャーを務める場合、下記能力が必要になってきます。

  • 肩の強さ(球が速い)
  • コントロールが良い
  • スタミナがある
  • 内野手同様の守備力がある
  • 変化球を投げられる
  • 状況判断ができる

なんといっても求められるのは肩の強さとコントロールの良さ。
ある程度のスピードがないと打ちやすい球になってしまいますし、コントロールがないと試合になりません。

そしてできれば変化球もいくつか持っておきたいところ。
圧倒的なスピードがあれば、そんなにたくさんの球種は必要ありませんが、最近はスピードボールでも打たれることも多いです。
そういった意味では2つ、3つ程度はストレート以外の球種も持っておきたいところです。

ピッチャーに向いている性格とは

次にピッチャーに向いている性格面を見ていきましょう。

  • 物怖じしない
  • 常に平常心でいられる
  • 喜怒哀楽を出さない

ピッチャーが精神的に脆いタイプはすぐに試合が壊れてしまいます。
ちょっとしたピンチでも必要以上にピンチと感じてしまったり、ちょっとしたことでイライラしてしまうことがあります。

特に外国人ピッチャーでよく見かけますが、味方のエラーや審判の判定を不服に思い、自滅するタイプがいますね。
そういった起伏の感情が激しいタイプはあまりピッチャーに向きません。

仮にピンチだと思っていても、相手にそれを感じさせない冷静さが求められます。

キャッチャーに向いている選手の能力とは

次にキャッチャーに向いている選手の能力を見ていきましょう。

  • 肩が強い
  • キャッチングが上手い
  • ブロッキングが強い

キャッチャーに必要な要素として、肩の強さが挙げられます。
肩が弱くて盗塁し放題になってしまうと、これまた試合になりません。

盗塁を刺せる程度の肩の強さが必要になってきます。
そしてできればある程度のコントロールも欲しいです。
正確な送球ができないと肩が強くてもランナーを刺すことができません。

そしてキャッチングのうまさもやはり重要。
パスボールをしてランナーの進塁を許せば、それだけ失点の確率が高まります。

キャッチャーに向いている性格とは

キャッチャーに向いている性格は下記のような選手です。

  • 励ますのが得意
  • 常に前向きな性格
  • リーダーシップがある

キャッチャーは野球の中で唯一味方を見渡せるポジションです。
仲間が不安になっている時も前向きに励ませるタイプ、声を出して味方を鼓舞できるタイプが務めるのに向いているポジションです。

そして特にピッチャーに対して、冷静にさせる包容力が必要になってきます。
時にはピッチャーが打ち込まれたり、フォアボールを連発してしまうこともあるでしょう。
そういった状況を回避すべく、前向きな言葉をかけてピンチを脱する必要があります。

キャッチャーはリーダー的存在、アニキ肌タイプが向いていて実際、キャプテンを務める選手も多いですね。

キャッチャーでカッカしたり、イライラするタイプはまず務まりません。
試合を冷静に見るだけでなく、仲間を冷静にさせるのも仕事の一つです。

まとめ

以上、野球のポジションでピッチャーとキャッチャーの特徴について紹介しました。
特に野球はピッチャーで7割決まると言われるぐらい大切なポジションです。
身体能力的にも優れていて、チームを引っ張る存在の選手が務めることが多くなっています。

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